
あらすじ
後妻として迎えられた母とともに伯爵家の一員となった元平民のウェルミィ・エルネスト。
そんな彼女は家でも貴族学校でも同い年の義姉を虐げ、
後継者の地位も婚約者も奪い取り、最後には冷酷と噂される魔導卿に義姉を売り飛ばす。
地味で冴えない義姉に抗う術はない。
すべてはウェルミィの思うがままに。
それからしばらくして、魔導卿から夜会の招待状が届く。
自身の婚約者として義姉を紹介するのだろう。
父母とともに夜会に参加するウェルミィだったが、赴いた先では華やかな宴……ではなく、
『義姉を虐げた』として伯爵家への断罪が始まった。
すべてはウェルミィの策略通りに——
これは自分が憎まれても義姉を幸せにしようと企んだ、一人の悪役令嬢の物語。
遥かな日に、北へ① - ③の応援コメント
No.5
夜霧
ID:VEBSU6lY
穢され傷付けられたのは自分自身なのに、自身の不幸を嘆くのではなく、愛した人を傷付けることになってしまったことをこそ嘆くのは、本当に聖人のようなお方なのよね、お母様… だからこそサバリンの罪の大きさが浮き彫りになる…一度地獄に落としただけでは生温いよ、あの男は お母様にはお父様とお幸せになっていただきたい…
No.4
yuri
ID:pnSMGrFT
行けクラーテス。イザベラを救う時が来たぞ。全力で救い出せ。そして本当のイザベラの声をウェルミィに届けるんだ。
No.8
柚子
ID:00iG1Lz4
ウェルミィは親を裏切る子、育てたのは自分じゃない、なんて言ったらお父様は絶対に確信持ったよ…… 親子揃って『惨めな悪役』に成ろうとするんですね……
No.6
ぬるぽ
ID:klcbczU2
やっぱり母娘揃って本音隠すの向いてないね…お母様は被害者なので自分を責めないで
No.3
こまぴぺ
ID:KHkWZKsP
お母様がすこしでも安らかに過ごせるようになりますように…