
あらすじ
後妻として迎えられた母とともに伯爵家の一員となった元平民のウェルミィ・エルネスト。
そんな彼女は家でも貴族学校でも同い年の義姉を虐げ、
後継者の地位も婚約者も奪い取り、最後には冷酷と噂される魔導卿に義姉を売り飛ばす。
地味で冴えない義姉に抗う術はない。
すべてはウェルミィの思うがままに。
それからしばらくして、魔導卿から夜会の招待状が届く。
自身の婚約者として義姉を紹介するのだろう。
父母とともに夜会に参加するウェルミィだったが、赴いた先では華やかな宴……ではなく、
『義姉を虐げた』として伯爵家への断罪が始まった。
すべてはウェルミィの策略通りに——
これは自分が憎まれても義姉を幸せにしようと企んだ、一人の悪役令嬢の物語。
遥かな日に、北へ① - ①の応援コメント
No.4
yuri
ID:pnSMGrFT
クラーテス先生がずっと思っているくらいだもの、本当に優しい人なんだろうな奥様。 その優しさよりク◯親父が与えた痛みが勝ってしまってお姉様に辛く当たっていたんだと思うと胸が痛い。 とはいえ、本当にク◯親父と血の繋がりがあろうとなかろうと、何の罪もないお姉様に矛先を向けるのは間違いだから、難しいところだね…。
No.1
うきわ
ID:LNldErea
ウェルミィお嬢様がご懐妊ですと!おめでたい!おめでたいのになんと悲しくなるエピソード… クラーテス先生なら奥様の真意に気付いて下さることでしょう。
No.5
あいり
ID:ZxCmtZPe
ウェルミィはお姉ちゃん大好きが漏れてバレたけど、イザベラは一人でやり切る覚悟だったから読まれなかったと
No.7
TOT
ID:FsBZTyAK
本当に、全部、あの愚か者のせいで歪んだのだ。本来なら至極真っ当な善人であった人が、何の罪もない良い子に、意味も関係もない憎しみをぶつけてた事を知って、どんな気持ちで数年間を過ごしたのだろうね。復讐だけは愛娘が成し遂げてくれたけれど。
No.3
幸猫
ID:Zni0May3
イオーラの件についてはお互い許すつもりも許されるつもりもないだろうけど、母親になったことでお母さんの気持ちに歩み寄る余裕ができたなら、ちゃんと話して仲直りできるといいな